今回紹介するのは
スーパーロボット大戦α。
昔のスパロボにも面白いものはあるんです。
張り切って紹介したいと思います。
・概要PS用ソフト、2000年に発売。
第二次スーパーロボット大戦から第四次スーパーロボット大戦まで続いたDC戦争シリーズから話を一新した
新しいスパロボシリーズの第一作目。
最初から長編を意識して作られていて、αシリーズとして、α外伝、第二次α大戦、第三次α大戦が発売されました。
・大まかな物語序盤から中盤に掛けてのベースとなる世界観はZガンダムです。
エゥーゴとティターンズの戦争を中心として、そこにいろいろと絡めてきます。
中盤からは、Zガンダム+アムロ(初代+逆シャア)ルート、Vガン+0083ルート、スーパーロボットルートの3つのルートに分岐します。
私が選択したZガンダムルートだと、中盤以降はマクロス&トップを狙えが話の中心でした。
終盤はエヴァが大きく取り扱われていました。
この作品ラインナップに魅力を感じるのなら是非遊んでみることをお勧めします。
特にZガンダム好きな方にはお勧めです。
序盤はダンバインの話もありますよ。
・物語の作りこみの深さ、テンポのよさ私の通ったルートだと、Zガンダム、ZZガンダム、マクロス、エヴァ、ダンバインに関しては
原作の特定の話をまるまんま再現した話がありました。
「使徒襲来」「瞬間心重ねて」「オーラロード」「ダカールの日」「リィナの血」「ミス・マクロス」「アームド・アタック」などなど。
結構丁寧に再現していて、どの話も原作アニメのことを懐かしく思い出せるとっても良い仕上がりでした。
またスパロボ名物の作品を越えたキャラ同士のやりとりなんかも面白いものがたくさんありました。
例えば、
ベルトーチカとチェーンが会話するとか。
第三新東京市にヒイロ・ユイが転校してくるとか。
あと、古いスパロボは後半になるに連れてどんどん一話が長くなるって印象だったのですが、スパロボαはかなり後半でも、さくっと終わる話がちょいちょい挟まれていて、物語全体がテンポ良く進んでいきます。全部で70話弱ぐらいあるんですが、最後までだれることなく遊べました。
・熟練度システムの導入初めて熟練度システムが導入されました。
熟練度は特定の条件を満たすと上昇し、その数字に合わせてゲーム難易度が変化します。
エンディングそのものも熟練度に応じて、2つ用意されています。
熟練度が低いままなら、敵の増援もあんまりでてきません。私は熟練度をあんまり上げずに最後まで遊びきったので、スパロボ名物
増援の嵐にもほとんど遭遇しませんでした。
・戦闘アニメーションのオン、オフ切り替え機能の追加戦闘時のアニメーションのオン、オフ機能が追加されました。
この機能の追加によって格段にテンポ良くゲームを進めることが可能になりました。
逆に言うと、スパロボαよりも前のスパロボαは戦闘時のアニメーションをオフにできないので、一話をクリアーするのにどうしても時間が掛かります。
・適切な命中率スパロボシリーズの難易度を大きく左右する「命中率」ですが、結構高く設定されています。
第三次スパロボ顕著だった、こちらの攻撃は命中率が高くても外れる、敵の攻撃は命中率が低くても当たる、なんて理不尽なことはあんまり発生しません。
但し、
ファンネルは例えアムロの乗ったニューガンダムでも、雑魚的にあっさり切り払いされることがあるので注意しましょう。
・エマさんが強いエマさんファンには是非スパロボαで遊んでほしいです。
何故なら、
スパロボαのエマさんはシリーズ最強と言われているからです。
なんと、
今作ではエマさんが「魂」(攻撃力が3倍になる精神コマンド)を覚えます。
他にも必要な精神コマンドがそろっていて、スーパーガンダムに乗せて、最終話までバッツリ活躍してもらうことが可能です。
お話面、システム面、ともに素晴らしいできなので、スパロボ好きだけども、古いものは遊んだことないなんて人には是非遊んでほしいソフトです。
切ない話ですが、スパロボシリーズは長く続いていることもあって、キャラによっては最近のものでは代役の声優さんが声を当てています。
そういう意味でも古き良きスパロボを遊んでみるのも楽しいですよ。